ヴァンクリーフ＆アーペルVan Cleef & Arpels
100年以上の歴史を誇るフランスの宝飾品ブランド
“ヴァンクリーフ＆アーペル”
誕生秘話、アイコンでもある“アルハンブラ”についてご紹介
ヴァンクリーフ＆アーペルとは
ヴァンクリーフ＆アーペル（Van Cleef & Arpels）は、ジュエリー、時計、香水などをメインに扱っているフランスの高級ブランドです。 ヴァンクリーフ＆アーペルの特徴として動物や植物など、自然をモチーフにしたデザインがあります。四つ葉のクローバーをモチーフにした「アルハンブラ」は彼らの代表的なデザインのひとつで、ブランドの顔とも言うべきラインとなっています。
また金属を使わずに宝石を固定する事で、まるで宝石が宙に浮いている様に魅せる「ミステリーセット」という技術で仕上げた作品は「圧巻」の一言。 熟練した職人が300時間かけて作品を仕上げており、1933年に特許を取得しています。
ヴァンクリーフ＆アーペルの歴史
ヴァンクリーフ＆アーペルは1906年パリのヴァンドーム広場22番（現在も本店）に創業し、創業者はサロモン・アーペルとアルフレッド・ヴァンクリーフです。
サロモン・アーペルの妹エステル・アーペルとアルフレッド・ヴァンクリーフは1895年に結婚しており、この婚姻がヴァンクリーフ＆アーペルというトップブランドを生み出すきっかけとなっています。
1926年に創業者の娘、ルネ・ピュイサンとデザイナーのルネ・シム・ラカズが、アーティスティック デザイナーに就任、この二人によりヴァンクリーフ＆アーペルは更なる独創性と芸術性の発展を遂げ、評価を絶対的なものとしました。
前述の「ミステリーセット」もこの時代に特許を取得しています。
1968年には四葉のクローバーがモチーフの「アルハンブラ」のロングネックレスがはじめて登場し、
現在までヴァンクリーフ＆アーペルの代表作として知られています。
Van Cleef & Arpels大人気のアルハンブラシリーズを
大解剖！
ヴァンクリーフ＆アーペルの代表的なデザインとされている「アルハンブラ」
ゴールドビーズと呼ばれる、つぶつぶした枠や、四葉のクローバーのデザインが代表的ですが、他にも表面がツルっとしている「ピュアアルハンブラ」や「ビザンチンアルハンブラ」、ハートモチーフや蝶々のモチーフの「パピヨン」と呼ばれるデザインも存在しています。
今回はアルハンブラシリーズを大解剖しちゃいます！
よく見かける、四葉のクローバーデザインは、マザーオブパールと呼ばれるシェルを使用したものや、オニキス・マラカイトなどの貴石を使用したデザインが大人気ですが、地金のみをたっぷり使用した「ギヨシェ」や、貴石の代わりにパヴェダイヤモンドを使用したデザインも人気です。
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地金のみをたっぷり使用した「ギヨシェ」
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貴石の代わりにパヴェダイヤモンドを使用したモデル
夏など汗をかくシーズンには、貴石を使用したものより、ダイヤモンドや地金でデザインされているものが長く愛用できるポイントとなります。
「アルハンブラ」モチーフは8種類！
サイズ別
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スウィートアルハンブラ
2007年に子どもも楽しめる作品として誕生した何とも贅沢なシリーズ。小ぶりですので、オフィス等でも気軽に愛用できるので、1つは持っておきたいです。他のサイズと重ね付けしてもゴージャスです♪
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ヴィンテージアルハンブラ
一番オーソドックスなサイズです。1度は目にしたことはあるのではないでしょうか？
多くの有名人も愛用しており、ドラマなどの衣装でも多く使用されております。
ヴィンテージアルハンブラのネックレスは、誰が見ても「ヴァンクリ」と分かるデザインで、ファーストヴァンクリにはおすすめのアイテムです。
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マジックアルハンブラ
大きな四葉のクローバー。マジックアルハンブラは、チェーンもロングタイプで、40代以降の方に特に人気の作品です。上品且つ、愛らしいコロッとしたフォルムが人気の理由ではないでしょうか♪
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一部の店舗限定のヴィンテージアルハンブラ
こちら非常に希少価値の高いヴァンクリーフ＆アーペルとなっていて、パリ、ニューヨーク、香港、東京の各1つの代表的な店舗限定で販売されていた「ヴィンテージアルハンブラ」です。
名前は「ヴィンテージアルハンブラ」とされておりますが、サイズが通常のヴィンテージアルハンブラよりも大きく、マジックアルハンブラよりは小さい、特別なサイズで作られているお品物です。
こちらはネックレスのみが販売されておりました。ピンクゴールドとホワイトマザーオブパールで造られた通常のデザインでは存在しない、特別な作品となります。
デザイン別
さらに、上記のアルハンブラとは、デザインが異なるアルハンブラもございます。
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ホリデーシリーズ
こちらは毎年ホリデーシーズンが近づくと発表される、1年の内でもかなり限定された期間のみ販売されるアルハンブラです。毎年デザインは異なりますが、共通しているのは、四葉のクローバーの真ん中に1粒のダイヤモンドがセットされていることです。
毎年入手困難であったり、過去のホリデーシリーズは、二度と新品では手に入らないことから、希少価値が非常に高い作品となります。
2022年は、ホワイトゴールドに薄い水色のセーブル(フランス・セーブル地方で誕生した磁器)の真ん中に1粒ダイヤモンドがセットされたものでした。
2023年はどんなデザインになるか今から楽しみです。
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ピュアアルハンブラ
よく見かけるふちがつぶつぶ(ミル打ち)したデザインではなく、鏡面仕上げがされておりツルっとしているのが特徴になります。
中央にセットされているマザーオブパールや、オニキスの表面にも加工がされており、水や汗にも強い仕様となっています。
以前は、ダイヤモンドのピュアアルハンブラなど、様々な種類があったようですが、現在では見かける機会が少なくなったため、廃盤になった可能性が高いです。
現在は、ホワイトマザーオブパールとオニキスのみ確認できています。
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ビザンチンアルハンブラ
ピュアアルハンブラの枠のみのデザインや、一部、内側をくり抜いたような地金のみの上品なデザインです。
シンプルなデザインや、宝石や貴石などの無いものをお好みな方、人と被りたくない方には是非おすすめです。
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ラッキーアルハンブラ
ラッキースプリング
ハートモチーフ
蝶モチーフの「パピヨン」
蝶や、葉っぱ、花、星などの自然からの様々なモチーフの可愛らしいデザインになっています。
この様にアルハンブラの中でも様々なバリエーションがあり、その一つ一つが杞憂な輝きを持っています。
今後もアルハンブラの新しいモチーフやデザイン、期間限定シリーズが楽しみになります。
ヴァンクリーフ＆アーペルを
愛する人々
ヴァンクリーフ＆アーペルの愛用者はグレース・ケリー、エリザベス・テイラーなど王族やセレブ、著名人など過去から現在まで多岐にわたり、 宝飾品を愛する人々から多くの支持を受けています。
グレース・ケリーがモナコ大公レーニエ3世との結婚式で着用したパールとダイヤモンドのウエディングセットは特に有名で、 これを機にヴァンクリーフ＆アーペルは“モナコ公室御用達”の宝飾店にもなっています。
止まらないヴァンクリの価格高騰！
ヴァンクリは、その希少性とブランド価値向上の観点から毎年数回、5〜10%の価格改定を行なっています。最新の改定は2023年に行われました。宝飾品の命となる金の価格高騰（値上げ）による為替の変化で、より激しい価格改定が行われています。
また、人気のシリーズは世界的にも非常に品薄となっており、予約はしても半年待ちという情報もあります。人気シリーズは、店頭に並ぶことはほとんどない可能性が考えられます。
さらに！「フリヴォル」というアルハンブラと並ぶ人気シリーズは、ほとんど店頭に並んでおらず、予約受付停止しているとの情報がありました。
フリヴォルラージ
地金とダイヤモンドのみでデザインされたシンプルなのに、身に着けるだけでたちまちゴージャスさが増す作品
如何でしたでしょうか？
人気の「アルハンブラ」シリーズの紹介を中心に100年以上の歴史を持つハイブランド ヴァンクリーフ＆アーペルを紹介させて頂きました。
ヴァンクリーフ＆アーペルの価値は今後さらに高くなると思われ、手の届くうちにご購入される事をおススメします！
万が一、価格改定を逃してしまった場合でも、ブランドオフでお探ししてみてください。
定価よりもお得なアイテムが見つかるかもしれません♪